従来の「がん細胞」に加えて「がん幹細胞」も標的にするがん治療の最前線!がん増殖の原因を樹状細胞に憶えさせ、大量の免疫細胞で狙い撃ちにします。
【STEP1】
樹状細胞が自家がん細胞、またはWT1ペプチドを取り込み、分解。
【STEP2】
分解した後、樹状細胞が「がんの目印」をほかの免疫細胞に提示。
【STEP3】
4種の免疫細胞が、がんの攻撃標的を記憶し、活性化。
【STEP4】
量産・活性化した4種の免疫細胞をがん患者の体内に注射し、がん細胞・がん幹細胞を攻撃。
がん幹細胞を認識して攻撃するためには、まず樹状細胞に「がん幹細胞」がもつ「がんの目印」を 認識させ、免疫細胞群で「がん幹細胞」を「がん細胞」と同時に攻撃する必要があります。これまで難敵とされてきた「がん幹細胞」の治療法が樹状細胞CSCワクチン療法です。抗がん剤、放射線治療、分子標的治療後の再発予防として有効です。
※1:CSCワクチンで培養した患者様の免疫細胞が30億個の場合、およそ合計2,800億個のがん細胞を攻撃します。
※2:治療有効率 61% (うち完全・部分的にに寛解23%、長期不変38%)
※3:WT1ペプチドは、小児の肝臓がんの原因遺伝子として発見され、米国衛生研究所の研究グループによって 臨床上最も有用性のあるがん抗体として位置づけられています。
抗がん剤や放射線で「がん細胞」だけを死滅させても、「がん幹細胞」を消滅させない限り、がんは完治しません。がん治療探究の最前線では、既にがん化した細胞を傷害し、縮小しても、がんを作り出す「がん幹細胞」が残っていれば転移、再発をくり返すことが分ってきました。がん幹細胞は抗がん剤や放射線に対して抵抗性があり退治することが困難であるといわれています。
ここ20~30年の研究から、樹状細胞が免疫システムの要として非常 に重要であることが解明されてました。
免疫療法では、がん患者の血液を採取し、樹状細胞を含む5種類の 細胞を体外で培養・活性化したのち体内に戻します。
3億個で、30億個のがん細胞を攻撃
12億個で、600億個のがん細胞を攻撃
10億個で、1,000億個のがん細胞を攻撃
3億個で、450億個のがん細胞を攻撃
がん細胞を"狙い撃つ"司令塔
体外で樹状細胞ががん細胞の特徴を記憶し、強力な免疫細胞群にがん細胞だけを狙い撃ちするように情報を伝えます。
活性化・増殖された5種の免疫細胞が体内に戻され、がん細胞を激し く攻撃し、消滅に導けるようになりました。
これにより、治療有効率60%と、これまでの免疫療法よりも大幅に有効率をあげることに成功しました。
健康な体内でも、毎日何千ものがん細胞が発生しています。健康体では「免疫細胞」が活発にがん細胞を退治するため、がん細胞は肥大化する前に消滅します。「免疫細胞」が衰えることが、がんの原因でした。
また、免疫細胞を強化することが治療法とわかっていても、従来の免疫細胞療法では「自分の細胞」であるがん細胞を認識することができず、がん細胞だけを攻撃する術がありませんでした。
1クール6回の治療を受けたがん患者様の中で、1クール終了後にCT,MRI,PETなどでがん病変の測定が可能、かつ治療前後で患者様の追跡調査が可能だった直近の189名(男性86名、女性103名)の有効率
体内に発生するがんのもとになる異常細胞は「がんの目印」であるがん 抗原を持ち、このがん抗原は細胞表面に出ているので、これをヘルパ ーT細胞が「がんの目印」として認識し、免疫の仕組みが発動して攻撃・ 排除するようになります。
ところが、実はがん細胞の多くは「がんの目印」となるMHCクラス1を隠しています。このため、キラーT細胞の免疫力を高めても、すべてのがん細胞を見つけ出し排除することは難しいのです。
※キラーT細胞はCTL細胞(細胞障害性Tリンパ球)とも呼ばれています。
そのようながん細胞に対しては「がんの目印」有無だけに左右されず、さまざまな情報を総合的に考慮して判断するNK細胞が攻撃を加えます。NK細胞は間違えて健康な細胞を攻撃しないように「自己の目印」を判別してがん細胞以外への攻撃を抑えています。
しかし、NK細胞のセンサーをもってしても、がん細胞すべてを攻撃することは至難の業でした。
そんなNK細胞でさえも見逃したがん細胞を退治する強力な免疫細胞がNKT細胞です。その名のとおり、NK細胞とキラーT細胞の両方の性質をあわせ持つT細胞で、「究極の免疫細胞」と言える存在です。
NKT細胞は「がんの目印」を隠しているがん細胞も徹底的に見つけ出し、殺してしまう力があります。また、NKT細胞が目覚めると、樹状細胞などのほかの免疫細胞も活性化することから、T細胞、NK細胞のはららきのバランスをつかさどる、免疫細胞のボスのような存在です。
ただし、NKT細胞は血液の中にわずか0.1~0.3%ほどしかなく、がん患者の体内では、さらにその数が少なくなっています。
そのほか、近年になってから、強力な殺傷力でがん細胞を排除する 「ガンマ・デルタT細胞」の存在も明らかになりました。
そして、なかでも画期的な役割を担うのが樹状細胞です。患者さん自身の「がんの目印」を樹状細胞が認識し、ほか4つの異なる機能をもった免疫細胞に伝えます。この情報をもとに、各免疫細胞がん細胞だけを攻撃するのです。正常な細胞までも攻撃してしまう抗がん剤などに比べて副作用が少ないのが特長です。
従来の免疫細胞療法では1種類の免疫細胞を培養するものばかりです。これでは大きな効果を見込めません。
一人ひとりの症状に応じた「完全オーダーメイド」の治療である樹状細胞CSCワクチン療法をお選びください。
※当クリニックでは自己がん組織がなくても治療ができる、万能ペプチドであるWT1を用いた新樹状細胞獲得ワクチン療法を採用しています。
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲa | Ⅲb-c | Ⅳ | |
---|---|---|---|---|---|
A | 4 | 2 | 6 | 11 | 21 |
B | 0 | 6 | 8 | 19 | 39 |
C | 1 | 0 | 3 | 9 | 27 |
D | 0 | 1 | 1 | 7 | 24 |
合計 | 5 | 9 | 18 | 46 | 111 |
3% | 5% | 10% | 24% | 58% |
直近189例の82%はステージⅢb以降です。
コース | 治療費 | 内容 | |||
---|---|---|---|---|---|
診察 | 初診料 | 3,000円 | 医師との診察・問診 | ||
カウンセリング料 | 7,000円 | 治療せず、カウンセリングのみの場合に別途徴収(1時間以内) | |||
新樹状細胞 CSCワクチン療法 3ヶ月プラン(6回) |
1クール費用例 | 1,890,000円 | 検査、がん細胞、がん幹細胞の免疫療法など | ||
内訳 | 検査料(初回) | 15,000円 | ×1回 | 初回のみ | |
検体送料 | 5,000円 | ×6回 | 2週間毎に1回 合計6回の投与治療 |
||
投与治療料 | 295,000円 | ×6回 | |||
管理費 | 15,000円 | ×6回 | |||
初期培養費 | 15,000円 | ×1回 | 初回のみ |