整形外科外来

肩関節専門外来(体外衝撃波治療、再生治療)

米田 稔(よねだ みのる)
米田 稔(よねだ みのる)

肩関節外科の中でも、特に関節鏡下再建手術の開発に携わって来られた米田医師が「手術は最終手段」という観点で、体外衝撃波治療と再生治療による保存的治療の確立に力を注いでいます。
四十肩や五十肩、スポーツ傷害による肩障害等でお困りの方はご相談ください。

専門分野

整形外科(肩関節外科、関節鏡視下再建手術、スポーツ医学)

経歴

  • 日本医科大学卒、医学博士
  • 葵会関節センター長
  • 柏たなか病院整形外科
  • 前日本医科大学整形外科学特任教授
  • 元明治国際医療大学 客員教授
  • 元大阪厚生年金病院 スポーツ医学センター長
  • 元大阪大学医学部 臨床教授
  • 元大阪市立大学医学部 臨床教授
  • 元大阪厚生年金病院 整形外科主任部長

診療日

2024年3月
2日(土)10:00~17:00 / 16日(土)10:00~17:00
2024年4月
6日(土)10:00~17:00 / 20日(土)10:00~17:00
2024年5月
11日(土)10:00~17:00 / 18日(土)10:00~17:00
2024年6月
1日(土)10:00~17:00 / 15日(土)10:00~17:00
2024年7月
13日(土)10:00~17:00 / 27日(土)10:00~17:00
2024年8月
10日(土)10:00~17:00 / 17日(土)10:00~17:00

体外衝撃波とは

体外衝撃波とは
JOSST認定証 大石 健二

ヨーロッパで1980年代に腎臓結石や尿管結石の治療に用いられ、その後整形外科領域で骨への効果の研究が始まりました。骨折遷延癒合と偽関節への研究が始まり有効性が認知され、更に1990年代初期に石灰沈着性腱炎や外側上顆炎(テニス肘・ゴルフ肘)、足底腱膜炎の治療の有効性が認められ、厚生労働省の認可がおり臨床で用いることが可能となりました。

体外衝撃波の効果

筋肉、筋膜に対する作用

拡散型圧力波は、皮膚から浅い領域にエネルギーが放射状に伝播するため、細胞に対する応答は現局されるが、筋、筋膜組織や脂肪組織に対する広範な波状運動による筋滑走性や緊張の改善による効果が期待されている。

除痛作用

照射直後より自由神経終末を一定期間変性させ、その再生が抑制され、より除痛の効果が継続すると考えられます。また、もう1つの除痛のメカニズムとして衝撃波照射によりエンドルフィン(神経伝達物質)や他の除痛成分が放出され除痛が期待できます。

組織再生

体外衝撃波は血管新生(既存の血管から新しい血管の枝を構築すること)を促して、変性した腱の再生をもたらし、長期的な除痛が得られます。

タンパク質の合成促進
腱への照射によりコラーゲン産生の亢進し、組織を柔軟にしたり水分を保持させて潤わせる働き。
血管新生作用
この作用は血流の増加を認め組織再生のサポートしていく作用。
現在、骨壊死や糖尿病性壊疽などに有効。
神経保護作用
衝撃波照射により神経軸索へのダメージを減弱させる作用があります。

骨に対する効果

骨折後の偽関節に対する有効性が報告されており照射により骨癒合を促進する作用があります。

体外衝撃波の適応

体外衝撃波の適応01 体外衝撃波の適応02 体外衝撃波の適応03 体外衝撃波の適応04

慢性腱障害国際衝撃波治療学会で承認された適応症

  • 足底腱膜炎(保険認可)
  • 上腕骨外側上顆炎(テニス肘・ゴルフ肘)
  • 膝蓋腱障害
  • アキレス腱障害
  • 肩石灰性腱炎
  • 大転子痛症候群
  • 肩腱板断裂
  • 肘内側上顆炎
  • 腓骨筋腱損傷

骨疾患

  • 骨治癒の遅延
  • 偽関節
  • 疲労骨折
  • 関節の異常を伴わない離断性骨軟骨炎
  • シンスプリント
  • オスグット・シュラッター病

※悪性腫瘍のある方、妊婦の方などは治療が受けられません。
 詳細はクリニックまでお問い合わせください。

肩関節専門外来 治療価格Treatment price

完全予約制 特別診療
20,000円
体外衝撃波療法
体外衝撃波療法は理学療法士が行います。
30,000円
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